東京MXテレビの日本のチカラで『鹿児島県曽於田地区を走るスパーそおたくん号』が、紹介された。町に外出できない高齢者の命綱であり、コロナで敬老会もなく、日ごろの交流する機会が失せた高齢者が、30分も前から停車場に集まって井戸端会議。公営の走るスーパーは、刺身も分厚いし、住民の健康状態にも気を配る。まさに生きた健康福祉課みたい。

今日の東京MXテレビの日本のチカラは、過疎地を走る公営のスーパーのお話でした。
軽自動車の二人の職員が乗り、集合場所に着くと車からトレーを卸して、並べてくれる。

だから、ステップを踏み外さないかと心配しながら車に乗り込んだり、
背や手を伸ばさなくても、品物を取れるのがよい。

取材現場は、鹿児島県曽於(そお)地区です。
この地域は、農畜産業が盛んだったのですが、今や人口減少や高齢化が進んで限界部落。
地区に暮らす高齢者が、一番困っていることは、買い物。

地区には店もなく、ただでさえも足腰が弱ってきているので、
運転を免許証を返納して、町まで買い物にいけません。


走るスーパーは、週におよそ50か所を訪問しており、1日に10か所ほどを巡回する様です。
買った品物を買い物かごに入れたり、買い忘れがないように『○○買ったか』とこまめに声をかけてくれるので、買い忘れが防げて、嬉しい。
買い忘れると、1週間不便な思いをしますから。


一週間に1回だから、買い物も増えて5000円分。
でも、身軽な職員が、車なり家まで、走って運んでくれるのは、想定外。
買い物が一段落すると、顔を見てなかったねぇと安否確認にもなるし、細やかな心遣いで身の上相談?で、動く市役所みたいで頼りになります!

民間では、平均月収250万円の派遣社員が、6割の日本。もちろん、賞与も退職金もなし。

地方公務員は、年間平均給与750万円?で、平均退職金2400万円?
この数字は、大きくは違ってないと、存じます。一方、公務員は、予算不足で定年退職者の補充もなし。給与と退職金を民間並みに下げるには、法律が妨げとなっていて、大変だ。

そんな中で、高齢になった納税者の手となり、足になろうとする鹿児島県の取り組みは、拍手👏喝采ですね。



https://s.mxtv.jp/bangumi/program.html?date=20221029&ch=1&hm=1030 日本のチカラ きょうも元気に!鹿児島発“走るスーパー"
ご出演 山下直子様、今西なぎさ様、刺身厚切りの「わんぱく そお太くん号 ジュニア」スタッフの皆様 お世話様でした。 美しい日本の原風景を見せる過疎地を廃村にしまいとする熱意、高齢者をいたわる昭和の日本人の心の温かみが伝わってきて涙なしでは、観れませんでした。

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