夜8時に思いついて、スーパーマーケット エコスに愛車で出かけたまでは良いのですが、駐車場入り口で止まってしまいました   ( ゚Д゚)  バッテリー上がり発生です。今回、学習したのは、周りにご親切な援護車があっても、ジャンピングスタートができないケースがあるという事でした。  Σ(・□・;)。

エンジンをかけようとキーを回すも、「カチンッ!」という音。これはバッテリー上がりの症状です。でも、今回はウインカーランプが辛そうに薄暗く点灯したまま、エンジンが急に止まってしまいました。人生で初めてのケースでした。改めて、自分用におさらいしてみまっした。


【バッテリーを上げないための日常点検】
バッテリー上がりを起こして、寿命を縮める原因。
  日々の走行距離が少ない
  エンジンを停止状態で電装品の使い過ぎ
  長期間に車を走らせていない
ケース1 週一回、回転数2000回転で30分間のアイドリング?
1. カーバッテリーを効率良く充電するためには、車を時速約50キロメートル、エンジン回転数を2,000回転ほどにして20分以上走行する必要があるそうです。そのため、毎日、お買い物にでかけるか、だからといって、「ローギア全開で走れーー!」(5000回転相当)では、周りの人を驚かすでしょうし、怖すぎます。ご近所迷惑でなければ、効率は良くないのですが、毎週一回、アイドリングを回転数2000回転程度にあげて30分程度しますか。

10分間程度のアイドリングでは、エンジンスタートで充電どころか、バッテリーを消耗させてしまいます。病気で入院した親を見舞う際は、親が病院まで乗ってきた車を、20分以上走行運転をしてください。

ケース2 週に1回以上は片道5kmのドライブ
近所のスーパーマーケットまでしか乗らない状態でエンジンをかける・切るを繰り返して充電不足が続くと、一挙にバッテリーの消耗が早まります。


ケース3 バッテリーのマイナスケーブルを外す。
2.車を動かしてない時でも、コンピュータの情報を保持したり、時計を動かしたりなど待機電力とを使用しています。一週間に一回しか買い物に使用しないのであれば、バッテリー電圧が正常範囲にあればバッテリーのマイナス部分に接続されているケーブルをバッテリー交換専用の樹脂スパナを使って外す。これだけでも一カ月くらいは余裕で持つそうです。



【ジャンピングスタート】
ジャンピングスタートとは、他の車のバッテリーを利用してエンジンを始動し、バッテリー上がりを解決する方法ですが、周りに協力可能な車がある状況で、「ブースターケーブル」という専用の道具がある場合は、使えます。

でも、最近のハイブリッド車に救援車となってもらって、バッテリーをあげてしまったエンジン車(ガソリン車・ディーゼル車)をジャンピングスタートを行うことは、できません!

エンジンルームを開けてびっくりしましたが、どこにも見慣れた12V鉛バッテリが見当たりません。
ハイブリッド車で使われている数百ボルトの高電圧仕様「リチウムイオン電池」を故障させてしまいますから。逆は、可能です。

EVの場合、まず12Vの補機用バッテリーが上がってしまうと、電装システムを起動できなくなるので、エンジン車と同様に走ることができません。「最寄りの公共充電スポットまで運んでもらう」のが一般的な対処法になっています。
適合性
故障車救援車ジャンピングスタート
ガソリンエンジン車ガソリンエンジン車可能
ハイブリッド車ガソリンエンジン車確認中です
ガソリンエンジン車ハイブリッド車
必ず、バッテリーの電圧12ボルトを確認してから行ってください。


救援車がいても、ブースターケーブルを持ち合わせていない場合はジャンピングスタートをできません。迷わずロードサービスに電話して駆けつけてもらってください。

ジャンピングスタートの流れ
1.故障車に救援車をブースターケーブルの届く距離まで近づける
2.救援車のエンジンを停止させ、両方のボンネットを開ける
3.故障車のライトなどの電装機器がすべてオフになっているか確認する
4.ブースターケーブルのプラスケーブルを故障車➡救援者と順に繋ぐ
5.ブースターケーブルのマイナスケーブルを今度は救援者➡故障車のエンジンルームの極力バッテリーから離れた金属アース(絶対にバッテリーのマイナス端子に接続してはいけない)に繋ぐ。バッテリーからは引火性のある水素ガスが微量ながらも出ており、その火花がそのガスへ引火し事故に至らないように引火事故の防止のためです。それと、エンジンブロックへダイレクトに接続することで、電気の流れる経路を少しでも少なくして 電気の抵抗ロスを減らすためだそうです。
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6.救援車のエンジンを始動し、10分間程度、回転数を2000回転程度を維持する
7.故障車のエンジンを始動する動作をする
8.故障車のエンジンが始動したら、救援車のエンジンを止める
9.故障車の金属部に接続したマイナスケーブルを外し、救援車のマイナスケーブルを外す
10.救援車のプラスケーブルを外し、最後に故障車のプラスケーブルを外す
黒のブースターケーブルを故障車のバッテリーのマイナス端子に絶対に接続しないでください。故障の原因になります。


【充電が完了したら】

故障車のエンジンがかかったあとは、最低15分間は、回転数2000回転位でアイドリング運転(エンジンがかかった状態)を続け、バッテリーを充電するようにします。充電が不十分のままで、ヘッドライトを点灯して走ると、再び、あがってしまいますので、御注意ください。

上げてしまった原因に心当たりがなく、不安が残る場合は、ディーラーや整備工場に点検などを依頼してください。


今回は、車に乗せていたアマチュア無線機の電源で、エコスの店長のご了解のもとに、15分間、バッテリを充電してから、ヘッドランプもつけず、なんとか帰宅しました。帰宅してから、夜間中、充電して置いたのは言うまでもありません。起床してから、回転数2000回転程度の大人しいアイドリングを15分間いたしました。

高校生の時には、親の見様見真似でダイハツのミゼットを運転して、一人で田んぼから自宅まで稲を運んで、夜遅くまで脱穀を遅くまでしました。ところが、ミゼットには、スターターがなかったので、足ふみで、エンジンをかけていました。これが中々、エンジンが、掛からず往生した記憶が、甦りました。

 以上、終わります。



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追伸2022.12.25
コンセントをお貸しいただいたエコス店長にお礼に、昼ころエンジン回転数高めに運転して出かけたのですが、帰ろうと駐車場でエンジンを掛けたのですが、電圧がLOWになっていました。危ない、危ないで、バッテリー交換が、避けられません。今年1月の車検で整備工場で取り換えたばかりのバッテリーでしたが、背に腹は代えられません。

帰宅して、早速、バッテリーをDYIまで、運動がてら歩いて買ってきました。バッテリーの想定外の重さが、双肩にずしりとのしかかってきたのは、言うまでもありません。
 おさらい:『バッテリーを外す時は「マイナス」が先。電気メンテの常識』

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