千葉県鎌ケ谷市で起こった現職刑事(30)による時速115キロ死亡事故。捜査機関は、時速40キロ、60キロ、115キロにおける走行時の見え方の実験を行った。その結果、115キロでは横断直前まで被害者を確認できない.。60キロまでなら衝突する前に被害者を認め、回避できたと結論付けた。それも夜間、あぶないなぁ。

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JBプレス 4/6(木) 16:01配信によると、次回公判は5月10日、千葉地裁松戸支部にて14時10分~15時10分、被告人質問が行われ、結審の予定だとか。

【事故現場】
事件は『事故は2022年5月30日午後8時45分ごろ、千葉県鎌ケ谷市粟野の県道で発生した。県道を横断中の女性(79)が、岡本被告の運転する超高級車にはねられ、左大量血胸により即死した。』

制限速度40km/hの道というから、北野街道のような狭い道のようだ。被害者にしても、車が来たことに気付くことなく、轢かれたことになる。

【轢かれそうになった自分】
わたくしもスーパーバリュー構内で、一昨年3月23日頃に、横断歩道に止まっていた高齢女性が運転する車が、私を渡らせようとバックしたかと思った瞬間、キーキーとタイヤを軋らせて、目の前を通過して壁に激突したのを覚えている。運転手がブレーキとアクセルを間違えて、目一杯アクセルを踏まれると、歩行者にとっては、余りにも突然の事故で何が起きたのか認識できないスピードがでるようだ。

【スピード抑制できない背景】
道も良くなった。その上、エンジン音がない電気自動車は、加速が半端でない。瞬時に加速してしまう。何よりもエンジン音が無いから、スピード感もない。そのせいかどうか分からないが、制限速度を大幅超過した上での重大事故は全国各地で発生しているという。小学校も新入生を迎えるこの時期だけでも、車の運転は、心してスピードメーターで確認しながら、速度を抑制してもらいたいものです。


【被害者の人物像】
亡くなった女性は娘さんの家にほぼ毎日足を運び、いろいろと世話をしていたそうです。高齢ではありましたが杖などは使っておらず、足腰は強かったとのことで、余りにも突然のやるせない話だ。遺族は被告に対して、「謝罪など来てほしくない。もう会いたくない」そう述べているという。

わたくしも、道路を渡る時には、車がいなくなってからしか、渡りません。小学校の子どもたちも、車が完全に止まってからしか渡らないように指導しています。

【警察庁】
車の性能がこうも良くなると、時速40キロのような狭い生活道路には、兵庫県丹波市のハンプ設置を推進した方が良いと思います。
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