【総理府・内閣府】【防衛庁】どこに社長、副社長、営業部長、経理部長、広報部長を一台の軽自動車に乗せて、視察に行く会社がありますか。警視庁であっても、警視総監はピカピカのプレジデント。それに続く車には、・・・。

由々しき出来事
防衛庁キャリヤー幹部8人を搭乗させた
救難ヘリコプターが飛行時間10分で墜落した。

【東京の空】
わたくしが住んでいるところは、横田基地の管制区域内です。一週間に一度くらいのペースで10~12機編隊で、横田基地に、或いは横田基地から厚木基地方面へ、輸送機なりオスプレイが上空を音を立てて飛行していきます。中の一機には、将軍クラスの人が搭乗していて、後はカムフラージュなのかもしれません。それほど、移送はマニュアル通りに厳格なものです。

【NHK報道】
NHKの報道によると、6日に沖縄県の宮古島沖で消息を絶った事故で、陸上自衛隊のヘリコプターに搭乗していた10人うち、防衛庁幹部が8人も搭乗していた。第8師団司令部の5人は司令部の中核を担う大幹部で、坂本師団長以外の4人は階級が1等陸佐から3等陸佐だという。

【防衛庁の視察とは】
戦わずして熊本と鹿児島を護る第8師団は、司令部をなくして殲滅ですか。坂本師団長など複数の幹部は先月着任したばかりで、島の地形を確認するために周辺を飛行したという。

今は、幼稚園児さえもシュミレーションどころか、VR ゴーグルスマホで飛行経路の状態を360度見てますが、現地視察とはこれ如何に、昭和で前近代的です。ウクライナさえも基地から、ドロンから送られてくる映像で、ロシア軍の動きを観ています。

【警視庁の情報取集とは】
今朝のニュースで警視庁は、通報者のスマホ画像で現場の様子を観る時代に突入したという。(防衛庁の役人が、国民の財産と生命をほっぽり出して、基地には、中国の破壊工作員がうじゃうじゃいて、どのような危険性が潜んでいるか分からない。

着任早々に、ボロボロヘリコプターで現地視察とは酷いことをやらかしたものだ。ペンタゴンすら、アフガンの現地に行かずに、様子を手に取るように見ている!)

【あぶり出た問題点】
(1)国民の財産と生命をほっぽり出して何をやっているのかと、憔悴する小泉元総理と田中真紀子元防衛大臣の姿が、画像に浮かぶ。


淡路神戸大震災では、自衛隊来るなと被災地でピケをはった社会党崩れの福島、蓮舫、赤〇〇崩れ辻元に、自衛隊を認めてあげたのに国民の財産と生命をほっぽり出すなんて『税金泥棒』と、言われかねない。ガードが甘い。

(2)オンボロロのヘリコプター
救難ヘリコプターUH-60Jは、米国の多用途ヘリコプター UH-60Aの航空自衛隊救難機向けの改造機で、そもそもUH-60は、昭和59年の1機を皮切りに調達したもの。現に飛行僅か10分でSOSも発しないで墜落しているが、航空燃料の中に角砂糖でも混入したのか。

それよりも埼玉県、山梨県、それに長野県でも、山中で救難中か救難訓練中に墜落事故を起こし、全員死亡している。こんなに墜落に対して脆弱なのに、よく幹部を搭乗させたものだと、呆れております。

警視庁の総監でも、最新の公用車を所望するはずでしょう。外装は、あちこち塗装のはげ落ち、内部は汗で擦れたかび臭い昭和の車では、1千万人の首都東京を護る威厳をたもてない。第一、キャリヤーは自尊心が高い。その先頭に立つ警視総監は、絶対にぼろぼろ公用車には乗らない。

生老病死(しょうろうびょうし)と言う言葉があります。人間として避けられない四つの苦しみ。生まれること、老いること、病気になること、死ぬこと。でも、むざむざ、金属疲労に加えて、塩害で劣化したおんぼろヘリコブターに乗っていては、進学校から難関大学の防衛大学を卒業して、防衛庁にキャリヤー入省した意味がない。親も兄弟もガッカリ。わたくしも、悲しくてやりきれない。晴れ舞台であった石垣島駐屯地着任式での挨拶を思うと辛すぎます。明治以降、子どもたちは末は大臣か大将と上を向いて、勉学に勤しんだものです。大臣はプレジデント、大将は昭和50年代のヘリコブター!この格差は、とても有り得ない話ですから。

日本の学者が潤沢な研究資金と終身雇用を頼って、中国の『千人計画』に呼応して中国に渡ったり、研究に参画しているので、最早、何があってもおかしくはない。日本の大学の先生は、小渕恵三元内閣の方針により、13年で科研費打ち切りと雇用止めですから!

陸上自衛隊のプロペラ一つの救難ヘリコプターUH-60Jよりも、海上自衛隊の保有している川崎重工株式会社製造のプロペラ2基のバートルの方が、まだ墜落に対しては安全性が高い。

第一、CH-47「チヌーク」はボーイングバートル社(現ボーイング社)が開発したタンデムロータ形式の大型輸送用ヘリコプターは、国産なので、保守点検が行き届いている。エンジン一基が停止しても墜落しない。たとえ防衛庁幹部が搭乗して墜落しても、救命設備さえも常備しているのが凄い。昭和の40年代に輸入に担当した伊藤忠の幹部の話なので、間違いはございません!


(3)庭先で墜落。自虐的で、もはや開いた口が塞がらない。


(4)第8師団の司令部が、そっくり搭乗していたら、丸腰でなく空中給油機、空中警戒機、護衛艦を付けるべきでしょう。二日経っても、陸上自衛隊のヘリコプター“消息不明” 以外、何も分からない?警察官のようなGPS携帯も、持たない。島嶼防衛(とうしょぼうえい)とは、片腹痛し。平時なのに、船舶および航空機に義務付けられている遭難した時に、遭難信号を自動発信して事故の発生やその位置を救難センターに知らせる救難システム - J-Stageすら、装備なし。考えられません。

【今後の視察マニュアル作成を】
防衛庁の予算は、とにかく、節税節税と削るべきでないでしょう。警視庁が東京の治安を護っているように、ロシアの核威嚇が、『中国に日本への核先制不使用の見直し』をさせた(読売新聞2023/3/30総合面)弊害もありますが、ロシアのウクライナ侵略戦争へのNATOの介入を防いでいる。

このように、防衛庁にあって国民の生命財産が守られています。第8師団司令部が、悪いのでなく、防衛庁の節税意識が、組織の弱体化を招いているとノー天気以外、考えらえません。
これからです。


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