【八王子のほたるの川 2.5kmそぞろ歩き 2】湯殿川に後1か月もすると、蛍の時期が来て、何千匹も蛍が飛び交う。その湯殿川のビオトープにショウブが、昨日から咲き始めた。
湯殿川ほたる観賞期間は6月16日(日曜日)「上館ほたるまつり」をもちまして終了いたしました。多くの方のご訪問、誠にありがとうございました。 |
ショウブの花が、咲くと季節の移ろいを感じてしまう。一週間もすると、5月だ。午 (うま)の日には、ショウブ(菖蒲)の根葉を刻んで湯に入れる菖蒲風呂の時期となる。子どもの頃に、母親が作った菖蒲風呂の匂いが、懐かしい。
ビオトープは、急な豪雨でほたるの幼虫やカワニナが、流されてしまわないように、設けている。八王子に住居を構えた平成3年以来、毎年、旧城山町のほたるの里にほたるを観に出かけるのを、家内がどんなに楽しみにしていたか。ところが、浅川が氾濫したり、JR高尾駅が浸水するなど未曾有の集中豪雨で川底が洗われて、消滅してしまった。そこには、今も神奈川県の標識「ほたるの里」だけが、川辺に虚しく建っている。
昭和に建設された下水処理場を備えた館が丘団地や拓殖大学、八王子医療センターからの排水と汚泥(ヘドロ)で異臭を放ち、蛇が生息し、住民がゴミや不要になった家具が捨てられるどぶ川 湯殿川で、衛生面で問題があった。また、財布、クレジット、キャッシュカード、身分証明書、運転免許証などが、駐在さんが驚くほど数多く、所在するなど防犯面でも問題があった。
そんなわけで、環さんは亡くなったが、清掃整備してカワニナの放流に先立ち、右岸側にビオトープを設置したのは15年以上も、前のこと。そこに植えたのが、ショウブである。色々なショウブを植えてはみたが、黄菖蒲だけが残った。実に強い品種である。それだけに愛着が濃すぎてショウブの花を見ると、とても嬉しい。
【一年間のビオトープの花の流れ】
レンギョウの花 ➡ ショウブの花 ➡ ヤブカンゾウの花 ➡ ひめおうぎすいせん ➡ すすきの穂
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