【岐阜県】NHKG 中井精也の鉄道旅は、岐阜県美濃地方の恵那、長良川、養老鉄道の旅。人が少ない農村の農林水産省推奨の里山風景。放映中!見てやってください!

 岐阜県美濃地方がNHK番組に取り上げられることが、まさに奇跡だ。人が少なくて裏寂しいけど、カメラの素材としては、100%の感動映像。
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 岐阜が輝くのは花咲く春、そして清流の岐阜である。その所を堪能できる、上手くとらえた番組である。

 話変わって、名古屋の衛星都市の岐阜県美濃地方では、岐阜県警は交通渋滞の解消を図るために、交通障害と岐阜県内を走る路面電車を片っ端から、廃止してしまった。今回、取材した鉄道はその一部である。

 逆に、大垣城や岐阜城、盛り場の柳ケ瀬と織田信長・斎藤道三・土岐氏の岐阜城のある金華山と登山ケーブルカー、ご霊場の谷汲山も、宿屋の前で鵜飼いを見れる長良橋界隈も、観光地として面影を喪失し、拡幅工事によって生まれた、誰も来ない素っ気ない街で廃業で幽霊町になってしまった。

 美濃地方は人口こそ保たれているが、各集落には子どもがいない。だから、放送された番組に登場した各駅にも、どの車内にも、歩く通りにも人影は、全く写っていない。撮影セットで録画したような雰囲気が、番組全体に哀愁が漂っている😢

 インバウンド観光で観光客がひっきりなしの高山、金沢、ヒロシマとは、裏腹の美濃地方には、雇用も生まれない。拡幅された道路にも少子化、高齢化、過疎化で、走る住民の姿どころか、車もない!岐阜県美濃地方にいる外国人は、織物工場で働く若い女性技能実習生ばかりだ。

 観光地として路面電車の復活と信長時代に街並みを戻すインバウンド観光地化は、必須条件である。

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