母の日プレゼントは、ピエールドロンサール(ピエールドゥロンサール)

 普通の薔薇の倍はあるジャンボな蕾を持つ薔薇である。蕾を支える枝も、ど太くて可愛げがない。何だか、不気味な感じである。これが、どんな花が咲くかと思えば、13センチという。ジャンボな子どもは、其れなりに食べるし、服も大きい。同じようにこの薔薇も、水も肥料もそれなりにないと、枯れてしまうのが、納得できる。
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 明日から大型連休後半という5月2日の七時頃にあのスーパーに行くと、総菜売り場には何もない。仕方がないので時間潰しに花器売り場に行くと、とても大きな蕾を3個付けて、こんもりした薔薇の大苗が入荷していた。根元から枝が三本も延びており、てかてか照り葉である。母の日プレゼント用にぴったりだ。
 苗札には、ピエールドロンサール(ピエールドゥロンサール)、2006年 世界薔薇会議殿堂入り品種とあった。それで、いったいどんな花が咲くのか実物で見たい。ワンコインでおつりがくるし、誘惑に逆らえなかった。

 この薔薇の名前を知らない人はいないと言うくらいに有名で、たくさんの花が一斉に咲くらしい。枝の寿命も長いので冬季の剪定ではシュートをあまり多く切り返さずに、古枝をやや多くするのがポイントで、そうすることによって花付きがよいようだ。

 ウィクペデアに拠れば、16世紀フランス・ルネサンス期を代表する詩人ピエール・ド・ロンサールにちなんで名付けられたとあった。実は、東京ではちと名の知れたオープンガーデンがあきる野市油平の住宅街の一角にある。外壁を飾っているのは、ピエール・ド・ロンサールである。

 10年ほど前になるしまフレンドで訪問したが、大人数だったので道端から拝見しただけであるが、やはりとても大きな花を、壁一面に咲かせていた。父母が花が好きで、折々の花を畑で育てていた影響という。今がその時期である。

 このピエールドロンサールは、見るからに生育旺盛である。他の薔薇の受け皿には溢れた水が、残っているのに、ピエールドロンサールの受け皿は、からだ。栽培方法は、鉢土を乾かしてストレスを与えないのと、水やり回数の手間を減らすために鉢を10号鉢以上にすることを推奨している。1号3㎝なので10号鉢なら、思い切って高さ1.2mのトレリス仕立て(または、あんどん仕立て)にもできようが、狭い出窓には大きすぎる😞

品種名ピエールドゥロンサール※ラブポーション※アンバークイーン
花径 大輪中輪中輪
房咲き
花性 一季咲きで、弱い返り咲き四季咲き四季咲き
樹形 つるバラ半横張り木立樹形 横張タイプ
花形 ロゼット咲き丸弁高芯咲き
花弁縁は波打っ
丸弁咲き
花色 淡ピンク色
中心に向かう程濃い
ラベンダー色で濃赤紫アプリコット
=琥珀色(アンバー)に近いオレンジ色
香り 微香ラズベリーに似た香りで強香微香
香質・ティ
樹勢 強健で花付きも抜群
備考初心者向け
棘は少ない
大きめなオベリスクやフェンス向き
非常に花もちが良く、10月にも咲いている
”媚薬”という名前
切り花向き
作出年
作出国
1985年
フランス
1993年
アメリカ
1983年
イギリス


【補足】(2024年5月4日)
 今日は、国民の休日みどりの日だという。4月29日を昭和の日としておきながら、何だか意味が分からない休日で、高速道路の渋滞と欧米の株式市場は開いていので迷惑だ。昭和天皇に絡んだダブルヘッダーだ。大型連休にしたいから、憲法記念日とこどもの日の真ん中にこじつけで急あつらえで制定するのは、止めてほしい。

 朝のNHKGは、午前8時15分から43分番組の「新プロジェクトX~挑戦者たち~ 旧作アンコール」を再放送した。この番組は、4月27日の午後7時30分から、「新プロジェクトX」初回放送をしたもので、昭和38年(1963年)に完成した黒四ダムの建設工事に携わった人々を取り上げたドラマだ。

 前回観た時に、ブルドーザーで建設資材を運ぶそりを引っ張ったが、立山からどのルートを通して黒四ダムの工事現場に資材を降ろしたか聞き逃した。それで興味があったが、再放送では、結局、レガシィコースは分からなかった。

 放送で、92歳になるという間組の総監督が、工事に関わったのが、厳しかった戦後を乗り越えてきた世代だから出来た事業だと回顧していたが、その通りだと共感を覚える。若い人には、土、水と生植物と触れることは子育てにはとても良いので、ドンドンアウトドアを楽しんでもらいたい。

 厳格な教育が消滅した日本では、家の中でゲームで一日を過ごしがちでは、何も生まれないと考える。その意味では、自然に親しめる湯殿川の清掃活動で、少しでもお役に立てたらと願っている。
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藤の花も終わった今、堤の草刈り 堤の上にあるオレンジ色の11袋は、セイタカアワダチソウを根っこからをせっせと抜いて、川辺までのアクセス確保の収穫、たい肥にするか、可燃物で出すか思案中。うぐいすが、鳴き競う湯殿川の一コマ(5月3日)


 出窓を見ると、存在感抜群のピエールドロンサールのつぼみの膨らみが、さらに大きくなっていた。咲くのはもう直ぐのようだ。どっしりとした雰囲気に押されて気付かなかったが、この苗は他の苗の樹高の半分しかない。よく見ると、大きくしないために10㎝の所で、剪定がしてあった➰💦
 現在25㎝あるが、咲き終わりの晩秋には、何センチになっているだろうか🐶〰 🐱〰

 鉢の間隔を30㎝は取るようにネットにはあるが、次から次へと咲く薔薇の香りで部屋を一杯にしたいと、狭い出窓には10鉢も並んでいて15㎝間隔で所狭しだ👀

 ピエールドロンサールをこの強剪定を継続するのなら、ちょっと置くにはキツイ重量のある8号鉢にしなくても、しのげそう🍺😃



今日は27℃になりそうだ。夏日だ。船橋の芝山団地に住んでいたころ、高根木戸駅(たかねきどえき)に出店してきた扇屋(今のイオン)へ、環さんと一緒に、自転車を漕いで沖縄のブルーシールというアイスクリームを何度も何度も買に行った。アメリカ施政権から間もない沖縄製で、当時としては、珍しい大きなケースに入っていた。癖になる美味しさだった。それから、何十年も経った。大阪にも多摩ニュータウンどころか八王子でもお目にかかったことがない。あるのは、ちびでねっとり食感のハーゲンダッツの品物ばかり。二人で食べた高根木戸の商店街の一番奥にあった個人商店の中華料理は、美味しかったなぁ。


二日に医者に行ったら、中性脂肪が190あった。御飯、パン、芋、蕎麦は、注意とのことで、糖質・炭水化物抜きで、体の良い食事制限だ。どうも汗をかいて行うボランティア活動や介護仕事だけでは、運動量が足らないようだ。ロードバイクを漕いで宮ケ瀬湖に毎日、行くか。三本ローラーを決めた時間漕ぐか、どれもキツイので思案中。ラジオからは、減量にはオートミールが良いというが、それがどんな食べ物か知らない。



【補足】(2024年5月11日)
アンバークイーンを追記する。花付き多く花もち良く、香りの強い品種である。


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