【八王子のほたるの川2.5kmそぞろ歩き 7】湯殿川は、土曜日とあって9時を回っても、リックサックを背負った子どもと同伴のほたる狩りの親子で人通りが絶えない。椚田橋から終点まで2.5キロを歩くつもりのようだ。中でも人気は、ほたるが顔を掠めていく『館町飛び石橋』だ。今日は、どれだけ飛んでいるのか数えきれない。
ジャンプ 【館飛び石橋】
湯殿川ほたる観賞期間は6月16日(日曜日)「上館ほたるまつり」をもちまして終了いたしました。多くの方のご訪問、誠にありがとうございました。 |
都心から京王線特急を利用すると、ナビタイムによると所要時間47分でめじろ台駅に到着する。扉が開くと別世界に来たと緊張感が走る。夏だと気温も5℃違う。めじろ台駅から徒歩19分、又は京王バス(行き先:グリーンヒル寺田行 、八王子みなみ野駅行、上大船行、法政大学行、東京家政学院行 )に乗車し、下寺田か、椚田で下車。所要時間6分(ナビタイムによる)
子どもの足で、2.5キロを歩くと、ゆうに1時間かかることから、気合が伝わってこようというものだ。今日は、月あかりと風こそないが、上空に寒気が来ているので、少し肌寒い。ほたるは、雨後の生暖かい日を好む割に、数は日増しに増えてきた。御霊神社の社務所の下あたりでは群れを成していたのには、びっくりした。街灯の灯りが、届きにくい所だ。
肌寒くても、子どもたちは、元気だ。連れてきた親が、風邪をひかないか心配だ。JR八王子駅南口か、京王線めじろ台駅から乗ったバスを降りるなり椚田橋で、沢山のほたるを観て歓声を上げる。上流に行くに従って、目が順応してくる。川の流れの変わりようによって、ほたるの動きも、少しずつ変化していく。それが、また、子どもたちにとっては、新鮮にうつるようだ。
【館飛び石橋】※ 脚注参照
子どもたちに一番に人気のあったのは、館飛び石橋だ。顔を掠めてほたるが、飛んでいくから興奮が、止まらない。水が冷たいのに、水に入って、ほたるの群生に近ずく親子もいる。行き止まりの終点に着くと、こんなに明るいのに、ほたるが飛んでいると、驚くことでしょう。お疲れ様でした。
【行き止まり】
行き止まりの目の前の車のあかりは、町田街道である。そこからは、高尾駅はもうすぐである。八王子医療センターの先生方は、一日椅子に座りぱなしなので運動を兼ねて歩く、歩く、高尾駅まで歩く。
お母さん、写真には残せませんが、どうか、子どもたちに良い思い出を作ってあげてください。今の時期、ほたるが卵を産み付けているので、草刈りをしてませんが、草むらに入るときは、ゆるりゆるりと入ってください。夜の草むらに、蛇はつきものですから、縄だと思って、決して踏まないようにしましょう。
【考察】
真夜中の雨に降られずに、無事に帰宅されましたでしょうか。ご家族と今晩歩かれたほたる川 2.5キロを航空写真で見ると、暗闇の中を本当にお疲れ様でした。

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【八王子のほたるの川2.5kmそぞろ歩き 】
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☆ 「4/25 (2)湯殿川(八王子市)に後1か月もすると、何千匹も蛍が飛び交うシーズン」について
☆ 「5/25 (3)湯殿川(八王子市)でほたるが、飛び始めました。」について
☆ 「5/26 (4)湯殿川の四谷橋では、昨日の3倍以上のほたるが」について
☆ 「5/29 (5)湯殿川(八王子市)の発生4日目。椚田橋から地蔵橋終点まで、満遍なくホタルが飛しょう確認」について
☆ 「6/1am (6)湯殿川(八王子市)へのアクセス」について
☆ 「6/3 (8)湯殿川(八王子市)への遠方から訪れる一家の行動計画を、探ってみた。」について
☆ 「6/5 (9)湯殿川(八王子市)への10年以上に渡り継続的にほたるが、発生している湯殿川。上流部では老人ホーム職員が 虫 取り 網で根こそぎ捕獲」について
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☆☆ 「2023/5/26 国分寺市や前橋市の役所ぐるみでほたる保護。川の清掃、カワニナ放流、照明を消して保護。」について
☆☆ 「2023/5/28 湯殿川の四谷橋では何十匹も飛しょう」について
☆☆ 2023/6/3 湯殿川(八王子市)では街灯が明る過ぎて、画像が昼間のように。(悲)」について
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脚注
【館飛び石橋】
堆積した土砂に埋もれていた館飛び石橋を、何日もかけて掘り出した目的は、子どもたちに屋外で遊ぶ楽しみを知ってもらうためでした。スマホ NO!、引きこもり NO!子どもたちは、
そこに拓殖大学の駐車場から流れてきた砂利が、河原を覆っている。冬になると草も枯れて賽の河原のようになる。ここで、高学年の小学生が、石積みをしたりして、よく過ごしている。やっとの思いで石を積み上げて堤を造った。
他の子たちも完成!
女子児童の作った作品は豪雨で地盤ごと流され、男子の作品は、医療センター脇にある小中学校の生徒3人組やってきて、学校で面白くないことのあったのか、足で蹴散らす。ひどい話であるが、繰り返される飛び石橋の一面である。
お父さんとお母さんと一緒に幼児が、何かを探している?年間を通して幼い子供と親子の交流の場にも、なっている館飛び石橋。
子どもたちのここでの何気ない体験が、人生の挫折感を味わった時に、また頑張ろうという気力にならないはずはないでしょう。わたしがこの世から間もなくいなくなるが、人生最後に掘り起こしがいがあったというものだ。
関連ホームページ
☆ 「6月10日は『目の日』。子どもが6歳になった時に、視力が1,0有ります様にと。毎日、屋外で2時間は過ごす。」について
☆ 子どもにとっては、許せないことがある。学校で友達に嫌われた。だから、学校へ行かない。2階にある子ども部屋で、好きなことも見つけられず、固まって24時間過ごす不健康。「不登校児(小学生、中学生)は、現在、30万人いるという。小生の同学年は50万人だったなぁ。問題になっているのは、治療をされることなく一生、取り返しのつかない健康問題だ」について
☆ 「不登校児をグーグって八王子市立高尾山学園に行きついた。政府は学校の授業で好奇心を満たせず、周囲との関係に苦しむ子供を『特異な才能を持つ子ども』として、文科省は予算を付け」について
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