29日10時に七宗町の飛騨川で沢登りをしていた男が、30分後に転落し、確保していた若い女性も引きずられて溺死した。最近は、学校や地域の山岳部で経験を積むことがなくなったので、イロハを覚えることなく、動画で見よう見まねで沢登りもロッククライミングもする。そうした人が上から転落してくることを考えると、恐ろしい。山に誘われても、断る!

1.女性はロープの一端をハーケンとか樹木にセルフビレィを結ぶつけていなかった。2.使用していたロープは百米と長くて、叫び声も聞こえないし、物理的に転落高度が大きくなり、その分、転落した時の衝撃が大きくなる。ただでさえもロッククライミング中に不意に転落されると、確保している人物の胴体が切れるほどの衝撃を受けると言われているのだ。

本件は、岐阜県警の加茂署が、5時間後に救出して病院に搬送したが、ともに溺死が確認された。小生も、若い時に巻機山を土合に降りた時に、雨後の湯檜曽川を膝まで水につかり横断したが、命からがらだった。
100メートルのロープは、11ミリでないとしても、重くて後ろに引っ張られて、姿勢が不安定になり、足元も危険だ。


警察官も、遭難者の長いロープが、岩に絡まり大変だったようだ。


失わなくても、良かった命が、失われるのは、とても悲しいです。
謹んでお悔やみ申し上げます。

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