パリ五輪柔道女子 八王子出身の高市未来(みく)選手 お疲れ様でした。テレビを見ているだけでは、分からないのですが、今朝の読売新聞で高市選手が小学校2年生から柔道を始め、中学では1日10時間も稽古に励んでいたと、知らされて驚きました。それでも入賞できない世界の柔道は、何と奥が深いことかと、

高市選手は、読売オンラインニュースによれば、八王子市立上一分方小学校の2年生の時に、本人の意思で、火木の週2回、高尾警察署の道場を借りて行われていた少年柔道部に通い、「打ち込み」(反復練習)を始めたという。

 小学校3年からは、「もっと強くなりたい」と、高尾警察署ともつながりのあって、東京五輪に出場した渡名喜風南(ときな・ふうな)や芳田司(よしだ・つかさ)、丸山城志郎がいる相模原市「相武館吉田道場」にも、通う始めた。柔道以外にも体力づくりのため水泳もした。

 中学は同道場の近くにある相原中に進学し、道場で寮生活を送りながら、一日10時間も稽古に打ち込んだ。全国中学校柔道大会、全日本選抜少年柔道大会、近代柔道杯全国中学生柔道大会の3冠達成した。なお、2年から全国中学校柔道大会の63キロ級を2連覇。3年次には世界カデ柔道選手権大会でオール一本勝ちでの優勝。

リオデジャネイロ五輪では、5位
東京五輪では、二回戦敗退

 中学生の頃まで柔道を教えた原栄太郎さん(51)は、「左で組み、足技をかけ、大外刈りで倒して寝技に持って行く」柔道スタイルは、昔と変わっていないという。

(補足 2024/08/1)
 読売新聞夕刊によると、「令和の三四郎」こと、村尾三四郎選手が、男子90キロ級で、銀メダルを獲得した。決勝相手は世界ランキング1位で東京オリンピック金メダリストのジョージアの選手で、一本負けした。5歳の時に入った柔道クラブは、筑波大同情が練習場だったし、その後の柔道遍歴が、どこか高市選手に似ている。

 「僕は金メダルを取らないといけないと思っているので、銀メダルでは終われない。4年後にこの借りを返したい」4年後のロサンゼルスオリンピックでのリベンジを果たすという。高市選手の違いは、世界選手権に出場経験があるのと、決まった柔道スタイルを取らないこと。ぜひ、両選手に果敢にリベンジを期待したい。応援をお願いします。

 この日、体操の男子個人総合決勝は、辛抱強く試合を進めた岡慎之介選手がノーミスで王座、不振にあえいだ橋本大輝選手があん馬で落下して6位だった。だが、橋本選手は悔しさを微塵も出さず、逆に若い岡選手に最初の種目から『自信を持って、胸を張って演技しろ』と声をかけるなど、「二枚看板」に相違なく、二人で金メダルととった。岡選手の演技後に得点ポイントを暗算し、いち早く優勝したことを、岡選手に伝え、自分のことのように大喜びをしたことが、見ている人を感動させた。

 一方、7月30日に行われたパリ五輪柔道男子81キロ級で、長崎に柔道ありと全国に知らしめた永瀬貴規選手。史上初の連覇を達成しオリンピックの歴史に名を残す快挙だ。ポイント?に終わりそうに見えたが、アグレッシブにグー、グググーと、最後の一ひねりしたから、相手も観念していたから、あざやかなポイントを取れた。気持ちのスカッとする柔道だった。だが、あれは、できない。練習を全く休まない「稽古の虫」だったという。どんなタイプでも万能に対応できるという。(東海大体育学部武道学科教授、男子柔道部監督)奥がましいが、ぜひ、学ぶべきは、学んでほしい。この選手は、元の会社の同僚と非常に、ルックスが似ていたので、印象的だ。


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