タブレット端末を開いた瞬間に、目が点になった。インターネットニュース 号外NETによると、東京・八王子市内のGMSで、きっと開店予定のイオンモールや、今あるイトーヨーカ堂、イーアス高尾の三和よりも、開店以来の9年間にわたり集客数が一番のスーパーバリュウー八王子高尾店が、9月20日(金)に閉店するようだ。半年ほど前に肉製品が「ロピア」のラベルがはってあったので、いぶかてはいた。昨年9月にクレヨンしんちゃんの町にあった春日部武里店、今年1月に貝沼南中野店が閉店している。
更新日:2024年9月9日
ありがとうスーパーバリュウー八王子高尾店。店は、一人当たりの購入額が、一人あたり一万円近辺で、他のスーパーマーケットの5倍はあるというのに残念だ。この店は、品揃えでも、百貨店に引けを取らず、重宝していた。
【財務状況】
現在、ロピアの子会社として、経営の健全化を図ているというが、低価格を唄っている以上、食品メーカーの出荷価格や光熱費の上昇を価格に転嫁できなかったようだ。2024年2月期の決算は、3期連続の赤字だったという。売り場の空調機が油切れでずーっと異音を発していたが、直されることはなかった。
八王子市にあった大学が、少子化のため都区内に撤退してしまい、それに孤独死が頻発するほどの高齢者の町であるから、ただでさえも自転車や白物家電、家具や寝具の消費はないので、在庫倒れ。
家電量販店も駅前にビックカメラとヨドバシカメラ、各地域にはノジマ電機など大手チェーンが店を構えている。ヨドバシカメラはワンフロワーに三人いた店員を一人に人員削減。ドラッグストアもウエルシア薬局、セイムス、スギ薬局、サンドラッグがある。カー用品もスーパーオートバックス、ミスタータイヤマン。
八王子市内では、高齢化で耕作放棄地が増え、農地の住宅地化が一挙に進み、商業地はシャッター通りとなり、百貨店も13年前にそごうが撤退したのを最後になくなった。農協の農作業用品前販売店やウオークマンも、10年前に見切りを付けて撤退。家具や寝具の宮田家具店も25年ほど前に撤退。それにアルプスの衣料部門も25年ほどに撤収した。
このようにスーパーバリュウー八王子高尾店に並ぶ商品分野も、八王子市内では、店の入れ替わりが、激しい。
さらに、DYI量販店のカインズ、ホーマック、コーナンよりも、販売価格もお客様本位で、6から1割も安くて、思わず利益が出るのかと、心配をしたほどである。地元工務店に愛されたDYIの大型店は、これまでにオリンピック、ムラウチホビー、Xバイエルなど四社が、廃業している。
カインズなどと違って、お客様本位の スローガンどおり、各売り場ごとに店員が居てレジがあるのは、助かった。その分、人件費も絡み、閉店が2時間早かった。
【予兆】
花や植木は、燃料を抑えるために市場からカラカラで輸送されてくる。だが、売り場で散水をしている様子を、見かけなかった。見かねた客が、散水している光景は、あった。近所のスーパーマーケットと異なり、全社のクレジットカード払いでもポイントを付けていたが、一年ほど前になくなった。前後して、(傘修理・時計電池交換・合鍵作成・靴修理)の修理店が、撤収した。これらは、今考えると、経費削減の影響だったのか。
【ウクライナ問題の影響】
スーパーバリュウーは、家具店を展開している株式会社大川の異業種からの創業参入だったので、13年間、見守ってきたが、軽費上昇に、サンワ、アルプス、イトーヨーカドー、ウエルシア薬局、セイムス薬局、カインズホームが、ドカーンと価格転嫁したのに、低価格路線の踏襲で、顧客数は増えたが、危機感が足らなかったのかもしれない。
【廃棄ロスゼロ経営】
閉店の一時間前に廃棄ロスを考えてと思い切って原価割れの見切り価格で完売する。大量消費、大量生産の昭和時代をダイエー、イトーヨーカドー、ジャスコ(イオン)が、牽引してきた『人口増大で需要も高かった昭和時代の薄利薄売』。「少子高齢化の令和にあっては悪手」に拘ったことだ。昭和の時代でも、サラリーマンだけという(客数)需要の限られた新大阪駅東口前のスーパーマーケットのパン売り場が、同じことを行ったが、結局、定価販売一本にして経営を立て直した。
【販売価格】
庶民の見方で、何でもお買い得。例えば岩塚製菓のぬれせんが、250円程度の流通価格が200円足らず。食品以外でも、以前からカインズホームで450円の水芭蕉の栽培に欠かせない「けど土」が、200円足らず。コンクリート、植木鉢にこだわらず、何でもお買い得。ホーマック、コーナンとて同じように高い。買う方には嬉しいが、数売れても、収益が上がり様もない体質なのだ。
【競合他社調査】
業界の生命線・常識と言える他店の競合他社調査に社員を割かず、市場価格に鈍感だったといえる。とにかく、とても残念だ。銀行の調査が入れば、適正価格と品揃えを探るプライシング指導があっただろうが、エコスやサンワのように本店管理の低価格路線を修正してレジ管理コンピューターを切り離す。薄利多売の(はくりたばい)の経営方針にこだわらず、近郊近在の店の価格調査を反映した八王子高尾店だけの価格設定をして、生き残りを計ってほしかった。
【ありがとう】
低価格もさることながら、ホームセンターと会計が、同じなのはありがたかった。スーパーでは、日用品の品数にも、満足していなかったからである。
閉店をもってポイントが失効するので、ポイント残高を現金と組み合わせて使う。
ロピアは、八王子市みなみ野や埼玉県ふじみ野市で、新鮮だという事で、馴染んでいるが、両方とも、駐車場が台数が少なくて利用しにくい。
(蛇足)
【高齢化と大学の撤退の八王子】
ところで、八王子や相模原では、コンビニエンスストアや大型ファミリーレストランどころか、家電量販店、スーパーマーケットやホームセンターのテナントの入れ替わり、廃業が、常軌を逸して激しい。なき環さんと思い出ある馴染みの店が、次から次へと姿を消したのが、我が身を削るようで、とても寂しい。売り物の学園都市ということで、23あった大学までも、現在ドンドン八王子を退き、都区内回帰している。これまでにも、20年前に工業団地も大型スーパーマーケットや大型公共施設に入れ替わった。
【今日の渋谷盆踊り大会】
今日は、7年前から準備してきた渋谷盆踊り大会が、開かれている。スクランブル交差点を閉鎖して、行われている。30年前に大阪に住んでいた時に、 大阪駅近くに円形型ビル「大阪マルビル」の駐車場で、行われていたウルトラ大規模な盆踊りが、懐かしい。家族で参加したが、大阪の「河内音頭」は、リズムそのものが元気がよい。なかでも、若者が飛んだり跳ねたりキレキレで、元気が良かった。土産も吉本さんからか、何かいただきました。
関連ホームページ
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大阪マルビル元会長・吉本晴彦氏 「生き金」にこだわった「どケチ」人生2017/8/16 11:15 産経WEST 経済
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【財務状況】
現在、ロピアの子会社として、経営の健全化を図ているというが、低価格を唄っている以上、食品メーカーの出荷価格や光熱費の上昇を価格に転嫁できなかったようだ。2024年2月期の決算は、3期連続の赤字だったという。売り場の空調機が油切れでずーっと異音を発していたが、直されることはなかった。
八王子市にあった大学が、少子化のため都区内に撤退してしまい、それに孤独死が頻発するほどの高齢者の町であるから、ただでさえも自転車や白物家電、家具や寝具の消費はないので、在庫倒れ。
家電量販店も駅前にビックカメラとヨドバシカメラ、各地域にはノジマ電機など大手チェーンが店を構えている。ヨドバシカメラはワンフロワーに三人いた店員を一人に人員削減。ドラッグストアもウエルシア薬局、セイムス、スギ薬局、サンドラッグがある。カー用品もスーパーオートバックス、ミスタータイヤマン。
八王子市内では、高齢化で耕作放棄地が増え、農地の住宅地化が一挙に進み、商業地はシャッター通りとなり、百貨店も13年前にそごうが撤退したのを最後になくなった。農協の農作業用品前販売店やウオークマンも、10年前に見切りを付けて撤退。家具や寝具の宮田家具店も25年ほど前に撤退。それにアルプスの衣料部門も25年ほどに撤収した。
このようにスーパーバリュウー八王子高尾店に並ぶ商品分野も、八王子市内では、店の入れ替わりが、激しい。
さらに、DYI量販店のカインズ、ホーマック、コーナンよりも、販売価格もお客様本位で、6から1割も安くて、思わず利益が出るのかと、心配をしたほどである。地元工務店に愛されたDYIの大型店は、これまでにオリンピック、ムラウチホビー、Xバイエルなど四社が、廃業している。
カインズなどと違って、お客様本位の スローガンどおり、各売り場ごとに店員が居てレジがあるのは、助かった。その分、人件費も絡み、閉店が2時間早かった。
【予兆】
花や植木は、燃料を抑えるために市場からカラカラで輸送されてくる。だが、売り場で散水をしている様子を、見かけなかった。見かねた客が、散水している光景は、あった。近所のスーパーマーケットと異なり、全社のクレジットカード払いでもポイントを付けていたが、一年ほど前になくなった。前後して、(傘修理・時計電池交換・合鍵作成・靴修理)の修理店が、撤収した。これらは、今考えると、経費削減の影響だったのか。
【ウクライナ問題の影響】
スーパーバリュウーは、家具店を展開している株式会社大川の異業種からの創業参入だったので、13年間、見守ってきたが、軽費上昇に、サンワ、アルプス、イトーヨーカドー、ウエルシア薬局、セイムス薬局、カインズホームが、ドカーンと価格転嫁したのに、低価格路線の踏襲で、顧客数は増えたが、危機感が足らなかったのかもしれない。
【廃棄ロスゼロ経営】
閉店の一時間前に廃棄ロスを考えてと思い切って原価割れの見切り価格で完売する。大量消費、大量生産の昭和時代をダイエー、イトーヨーカドー、ジャスコ(イオン)が、牽引してきた『人口増大で需要も高かった昭和時代の薄利薄売』。「少子高齢化の令和にあっては悪手」に拘ったことだ。昭和の時代でも、サラリーマンだけという(客数)需要の限られた新大阪駅東口前のスーパーマーケットのパン売り場が、同じことを行ったが、結局、定価販売一本にして経営を立て直した。
【販売価格】
庶民の見方で、何でもお買い得。例えば岩塚製菓のぬれせんが、250円程度の流通価格が200円足らず。食品以外でも、以前からカインズホームで450円の水芭蕉の栽培に欠かせない「けど土」が、200円足らず。コンクリート、植木鉢にこだわらず、何でもお買い得。ホーマック、コーナンとて同じように高い。買う方には嬉しいが、数売れても、収益が上がり様もない体質なのだ。
【競合他社調査】
業界の生命線・常識と言える他店の競合他社調査に社員を割かず、市場価格に鈍感だったといえる。とにかく、とても残念だ。銀行の調査が入れば、適正価格と品揃えを探るプライシング指導があっただろうが、エコスやサンワのように本店管理の低価格路線を修正してレジ管理コンピューターを切り離す。薄利多売の(はくりたばい)の経営方針にこだわらず、近郊近在の店の価格調査を反映した八王子高尾店だけの価格設定をして、生き残りを計ってほしかった。
【ありがとう】
低価格もさることながら、ホームセンターと会計が、同じなのはありがたかった。スーパーでは、日用品の品数にも、満足していなかったからである。
閉店をもってポイントが失効するので、ポイント残高を現金と組み合わせて使う。
ロピアは、八王子市みなみ野や埼玉県ふじみ野市で、新鮮だという事で、馴染んでいるが、両方とも、駐車場が台数が少なくて利用しにくい。
(蛇足)
【高齢化と大学の撤退の八王子】
ところで、八王子や相模原では、コンビニエンスストアや大型ファミリーレストランどころか、家電量販店、スーパーマーケットやホームセンターのテナントの入れ替わり、廃業が、常軌を逸して激しい。なき環さんと思い出ある馴染みの店が、次から次へと姿を消したのが、我が身を削るようで、とても寂しい。売り物の学園都市ということで、23あった大学までも、現在ドンドン八王子を退き、都区内回帰している。これまでにも、20年前に工業団地も大型スーパーマーケットや大型公共施設に入れ替わった。
【今日の渋谷盆踊り大会】
今日は、7年前から準備してきた渋谷盆踊り大会が、開かれている。スクランブル交差点を閉鎖して、行われている。30年前に大阪に住んでいた時に、 大阪駅近くに円形型ビル「大阪マルビル」の駐車場で、行われていたウルトラ大規模な盆踊りが、懐かしい。家族で参加したが、大阪の「河内音頭」は、リズムそのものが元気がよい。なかでも、若者が飛んだり跳ねたりキレキレで、元気が良かった。土産も吉本さんからか、何かいただきました。
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