#厚生労働省 #内閣府 一日中、解散だの政策活動費と党内論争にうんざり。NHKR1を聴いてびっくり。2024年現在、75歳以上の高齢者が、二千万人いるのに、訪問介護事業は崖っぷち。極貧の低収入に呆れて人も集まらず、危機的な状況にある。介護職員の私すら近い将来、受けられないの? #高市早苗 #小林鷹之 #林芳正 #小泉進次郎 #上川陽子 #加藤勝信 #河野太郎 #石破茂 #茂木敏充 の総裁選各候補(届け出順)に、お尋ねします。訪問介護ヘルパーの基本報酬を日本の平均賃金と同額にしてくれませんか。



更新日 2024年9月15日
P9150561.JPGサルスベリ湯殿川御霊神社横親水公園 撮影日2024年9月15日
介護サービス事務所に顔を出すと責任者が、開口一番「誰かいないか。募集掛けても、応募がないんだ」
私「大変ですねぇ。でも、介護ヘルパーの給料では、これから家庭を持とうとっする若い子は、生活できないですよね」
責任者「古い人も、ドンドン辞めて、少なくなったし。誰かいないか。」
私「訪問介護ヘルパーは、介護全職種が同額でない上に、最下位だから、法律が変わらない限り、来ないと思いますよ。」

 50年前の病院では、家政婦事務所から派遣された年老いた女性が、家族に代わって病人の世話をしていた。当時の日当は、確か一日一万円なので、月収は30万円ほどになった。年収は、サラリーマンと遜色は、なかった。介護保険制度が始まってから、病院のお世話制度はなくなり、家政婦は介護ヘルパーと呼ばれるようになった。

 当初は高給に憧れて訪問介護ヘルパーを目指す希望者は殺到し、講習会は参加待ちの出るほど盛況だった。現実は厳しく、年収は、当時の家政婦の半分以下でしょうか。これでは、確かに生活は、できません。

 介護ヘルパー不足が叫ばれる現在は、法と人権意識に手厚く守られた非納税者の精神障がい者宅には訪問介護ヘルパーが負担金無料で間違いなく付くが、納税者たる高齢者が介護保険で介護(生活支援)を受けるのが、厳しい状況です。ひしひしと高齢者には、身体介護も難しくなってきている。

 なぜ、高齢者の介護保険に、精神障害者手帳を持つ若い人が、ただ乗りするのかという命題に、突き当たっている。親が障害者施設に入居を拒否している事例もある。働かざる者喰うべからすではないが、労働分配率ゼロも問題あり。

 だが親の死後、大災害・有事の場合どうするかを考えて障害者施設に入居し、若い精神障害に強い自立訓練、製造・工場の就労継続支援B型事業所で簡単な軽作業・手仕事を時短勤務でお任せいただく道がある。そうかの方と長電話で、生涯にわたり、せいきょう新聞を手に暗い部屋で引きこもりは、人権上、ゆゆしき問題あり。

 将来、自宅で、介護ヘルパーがいなくて、日々、衰えて、コミュニケーションもとれなくなった私の、看とり介護も受けられなくなるのを覚悟している。
P9140559.JPG曼珠沙華 撮影日2024年9月14日

【訪問介護とは】
 訪問介護は、介護状態の初期から終末期まで、住み慣れた町村で、自宅でその人らしい生活をしたい高齢者を、訪問介護ヘルパーが、自転車や原付バイクで一軒一軒訪問して支援する制度である。一般的には、家事支援から始まって、身体介護で終わる。

 2024年現在、75歳以上の高齢者は、二千万人おり、近年、一人暮らし、老々介護、認知症が、急増しているのに、それを支えるための訪問介護サービス事業所には、介護ヘルパーが集まらず、ケアプラン通りに派遣できず、危機的な状況に置かれている。


【介護制度はあっても、使えない】
 介護サービス事務所には、とにかく介護ヘルパーを派遣したくてもできない。要介護1級、要介護2級に成って、ケアマネージャーが訪問介護の計画を立ててくれても、ヘルパーが入らなくて生活援助をしてもらえないことが多くなっている。訪問介護ヘルパーが入らなければ、子や孫たちが、学校に行くことも、働くこともできないというのにだ。

 更に酷いのは、要支援クラスの高齢者は、介護報酬がとても少なくて、担い手が全く居ない。生活支援を受けられない状態にある。自費サービス(1時間数千円)を利用をしてもらうしか手立てはない。

 介護保険を払って置きながら、高額な利用料金を支払える人は、ごく一部である。本来なら支え合いの介護保険なら1時間に2千円で利用者負担は200円。週に二回利用しても、2000円の負担で済むのに残念だと、ラジオは悔しがる。


【厚生労働省分類での訪問介護ヘルパー事業】
  以前は、介護ヘルパーの報酬は、全職種、一律であったが、今年の報酬の見直しで、訪問介護ヘルパーの報酬は、3%引き下げられた。原因は、新しくできた制度で認可された、「アパートやマンションの一角を利用し高齢者を集める安否確認と相談だけ」で、併設する介護施設が介護するサービス付き高齢者住宅(サ高住)住宅型有人・老人ホームといった集合住宅に併設している訪問介護事業所にある。

 ところが、介護保険制の始まる前から所在する一軒一軒訪問して日常生活を支援する訪問介護する介護事業所では、移動時間とガソリン代などの経費がかかる。農村部では、家から家への移動に時間のかかるため採算が取れず、厚生労働省の調べでは4割が赤字経営で、民間の調査機関によれば2023年には、倒産・解散・廃業は427件にのぼるという。

 このままでは身体介護段階に老化が進んだ時には、高齢者はヘルパーが居なくて訪問介護サービスを受けることなく生涯を終えることになる。

 前者が、いかに暴利を貪っているのか、判る。両者を同じ介護事業所として扱う厚生労働省は、家事支援は民間業者に、身体介護はサービス付き高齢者住宅(サ高住)と住宅型有人・老人ホームの利用を強制するのであろうか。




【身体障がい者の訪問介護の変更】
 現在、若い精神障がい者が施設でなく、年金や生活保護扶助7万円と家賃扶助を収入として自宅、アパート・マンションに住んで、介護支援をうけておられる。 生涯を働き続けてきた高齢者の介護では、『ありがとう』と感謝に満ちているので、安い報酬でも、心が満たされる。

 当然だが、精神障害者手帳を持つ方を訪問すると、昼夜の区別のない真っ暗の部屋から、ゴミ回収袋とお金と買い物メモを玄関に差し出す。『ありがとう』ということばは、微塵も存在しないことから、心が折れる。

 生涯をもぐら生活で良いのかと思っていたら、昨年、イタリアへ旅行をしてきたという人もいた。税金で生活をされていることを考えると、介護保険税による支援を交代してもらった。寅さんも画家の山下清も、当世なら精神障害者手帳を交付されていた。昭和時代には、もぐらにならず、頑張って社会に出ておられたなあ。

30年ほど前に創価の会長の『俺たちは、貴族。強制連行した日本には扶養義務がある』という言葉を、地で行く感じである。
【精神障がい者はやすらぎの郷】
やすらぎの里.jpgやすらぎの郷 BS朝日 2019年 出演:石坂浩二浅丘ルリ子八千草薫
 東京五輪の際には、八王子市に長房団地と北野団地を建設して、都区内から様々な理由を抱えた多くの方が、異動しました。

 政府は、精神障がい者を、介護保険を受けるために、サ高住と住宅型/自立型有人・集合住宅に移ってもらうべきでしょう。税金を支払ってきた高齢者を襲う介護保険制度の危機的状況につき、人権団体と政権与党公明党は、大反対仕舞いで、お願いします。

 1.訪問介護ヘルパー事業に含まれる『サ高住と住宅型/自立型有人・老人ホームに併設する訪問介護事業所』を老人ホームの区分に移行する。
 2.一軒一軒訪問する訪問介護ヘルパーの給料を上げる。
 

【財源確保】
介護保険事業の国庫負担の比率5割を、思い切って8割まで上げる。


#高市早苗 #小林鷹之 #林芳正 #小泉進次郎 #上川陽子 #加藤勝信 #河野太郎 #石破茂 #茂木敏充 の各候補。(届け出順)
 

【ホームヘルパーが、やとらと交通違反で捕まる】
 反則金で、その月の収入が、無くなった上、その日の介護サービスができなくなり、始末書を出すケースが、多くてうんざり。25年前の訪問介護ヘルパーでも、中年女性引っ張りだこでスケジュールも、分刻みで決まっていた。

 元気に朝出かけて行ったのに交差点で、徐行せずに高校生の自転車とぶつかったり、大型トラックに巻き込まれて、家族のもとに帰宅しないこともある。

 狭い道で、立木の伸びた枝や吹雪の中で電柱で車が傷つけたり、高齢者の運転する車とすれ違いざまに、買い換えたばかりの車を当て逃げされて、泣き寝入りすることもある。

 また、訪問介護先で駐車中にコインで傷つけられることがある。すべて、修理代は自己責任。家族には、辞めろと言われる!

 だから、ニチイの介護ヘルパーが、救急車の来たことに、気付かなかないのも分かる。人手不足は、このままでよいのか。


 厚い赤じゅうたんの上を歩く議員には、判らないが、訪問介護ヘルパーが汗水たらして、働いても一日七千円の収入とは、社会奉仕のレベル。
 


 厚い赤じゅうたんの上を歩く議員には、判らないが、訪問介護ヘルパーが汗水たらして、働いても一日七千円の収入とは、社会奉仕のレベル。民間業者による家事清掃作業でも、作業員は5000円の収入が得られるというのにだ。
ある日のスケジュール
25年前の訪問介護ヘルパーのある日のスケジュール(凡例)
時間ご利用者介 護 内 容
8時A宅おむつの取り換えと、着替えと洗濯
9時半B宅入浴介助と洗濯
11時C宅食事準備と食事介助
13時D宅買い物支援(例:パン、刺身、豆腐、茶わん蒸し、とんかつ、卵6個パック、ポテトサラダ)
14時半某老人ホーム3人の入浴介助と、洗濯と取り込み
16時F宅宅食サービスの受け取りと、味噌汁造りと入れ歯掃除と洗濯もの取り込み、ポータブルトイレの清掃、食事介助、戸締り
18時G宅おむつの取り換えと、着替えと洗濯。
(別の日には、買い物代行とか、近所のスーパーまで買い物支援、通院介助、部屋の掃除、ゴミの分別とゴミ出しなどを行う。)


関連ホームページ
岐路に立つ訪問介護【Nらじ】みんなのニュース9月13日(金)午後6:00放送 2024年9月20日(金)午後8:00配信終了
小島美里さん(NPO法人「暮らしネット・えん」代表)、浅田環 チーフプロデューサー(ハートネットTV) 
進行する方向に関する左折通行区分が指定された交差点での直進(罰則)5万円以下の罰金。自転車が、左折してきたトラックやバスの後輪に轢かれて、死亡









以下、編集中
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【介護をしてくれる子のいない高齢者社会】
高齢者は、増加の一方で、それに連れて、介護の必要な高齢者は、増加の一方。老人ホームで規則に縛られることを嫌う老人も、増加の一方。
身体障害者福祉法に基づき精神障がい者、知的障がい者の自立支援と社会参加で、精神障がい者福祉サービス事業、難病患者等居宅支援事業があって、訪問介護事業所はどこも人材不足だ。

小泉政権に起因する派遣労働者の身分では、訪問介護報酬は、1時間1000円で、市内を東西南北に走り回って一日5件が精いっぱい。月給16万円では、若い人は、生活を来ません。せっかく職に就いても、想定外の交通違反一発で、報酬に見合わない罰金。他の職業では、あり得ません。

ところで、昔は、観光バスや貨物トラックの運転手の給料は、飛行機のパイロットと同額で、待遇も良かった。今は、バス会社、貨物輸送会社の乱立で、若い人が就業せず、高齢者ばかり。

関連ホームページ
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2024年現在、75歳以上の高齢者が、二千万人いるのに。崖っぷちの高齢化社会の訪問介護は何処。訪問介護サービス事業は、低収入で生活費が稼げないためにヘルパーを辞めるが続出。人も集まらず、危機的な状況にある。


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