9月21日17時半現在、石川県に大雨特別警報が、発令中。自宅待機していた一家は土砂に流され行方不明、被災者住宅は、軒並み床上浸水。地震の後の洪水と土砂崩れ。孤立解消地帯は、再び孤立化。読売新聞は能登半島を災害続き「最悪」と伝えているが、石川県知事のはせ浩(馳浩)氏の陣頭指揮する姿は?斉藤 鉄夫 国土交通副大臣の姿も。


大の里(石川県津幡町出身)の二度目の優勝は、能登の皆さんの励ましになることでしょう。能登半島の被災者の皆さん!どうか頑張ってください!
P9220572.JPGコスモス(撮影場所:湯殿川)ヒョウ害を免れた花一輪

【能登町輪島市珠洲市の天気図】
 停滞する前線や低気圧の関係で能登半島では、今日は3時間に、300ミリ以上の未曾有の雨が降った。テレビの画面では、赤を越えて真っ黒なので、凄さが解る。

 プロレスラーだった知事が、能登地震の時から〇〇状態の為、県民のために汗水を流して指揮権を発令することなし。能登地震被災者仮設住宅は、用地確保の簡単な危険区域に建てられており、今回の歴史的豪雨では、避難命令が出ることまなく、再び、仮設住宅住民を被災させてしまった。こうした明らかに行政手腕ゼロの人物を知事に選出すると、大災害が起きるのが不思議である。

馳浩・石川県知事の武勇伝
プロレスラー馳浩・石川県知事は、天然?行政手腕はマイナス。ネットから悲鳴が聞こえてくる。
(補足2024.9.26)NHKテレビニュースでボランティアを、知事が泥かき直轄部隊扱い発言したのに痛く疑問を感じて、ニュースを読み返した。
「石川県民全体がびっくり」馳浩知事、能登豪雨被災地に 「物資が届いていない」知らず あきれた発言に批判集中 9/24(火) 15:40配...社会・政治FLASH編集部
「県民はゴミじゃない」石川県・馳知事「低所得者が避難所に滞留」 配慮ない発言に「恥知事」集まる批判..7/29(月) 18:35配信社会・政治FLASH編集部
能登地震なぜ復興が遅れているの 馳知事は水道復旧めぐって”お花畑”発言 2024/5/2 社会・政治FLASH編集部
「理解不能」馳浩・石川県知事の“2週間待機” 災害対応に「3・11」を指揮した2人が怒り「自衛隊との連携に疑問」社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2024.01.31 06:00
「自分の部下扱い」石川・馳知事 「ボランティア大量投下」無神経発言に批判殺到 震災時から変わらぬ“軽視”姿勢 9/26(木) 16:45配信社会・政治FLASH編集部
「馳浩知事の 現地入りが総理と同じタイミング (先に知事が被災地を見たうえで、総理に『この支援をお願いしたい』というのが普通 )五百旗頭幸男 『はりぼて』『裸のムラ』 on X:2024/1/31 -

【能登町の災害復旧工事】
 こんな悪天候の中で、能登半島地震の国道復旧工事に、輪島市門前町 の国道249号「中屋トンネル」付近で30人?が当たっていた。その時に起きた土砂崩れで、交通誘導員を含めて4人が行方不明と、なっている。
 そんなに降ったら山そのものが、揺るんでしまうと、素人でも思い浮かぶ悪天候の中での作業だった。

【工事現場での総員退避の指揮命令系統】
 東京バイパスの道路工事では、即、「休工中」の看板が架かる。揖斐川、長良川、木曽川を守る岐阜県の水防団でも、越水が止めれなければ、団長は、即、総員退避の命令を出しているので、昭和28年頃の長良川勝賀決壊、伊勢湾台風の襲来した昭和34年頃の揖斐川根古地での二度にわたる決壊で精神的にも肉体的にも、疲れはてた被災者誰一人たりとも犠牲者を出していない。

 そのために団長はじめ、団員は、家に帰ることもなく、未曾有の大水害の災害復旧にあたった。その後、当時の団長は、藍綬褒章を受勲された。国土交通省大臣は、地球温暖化に備えて徳山村村民の集団移住を実施し、徳山ダムを建設を決断した。

 昭和の堤防の高さは川に停泊する「ポンポン船」の屋根と同じ。平成になると補強された堤防は、遠目には高い城壁。橋を渡るには、高い登り坂を。一苦労。倒木が、橋に詰まりえない。


【下水道工事現場とゲリラ豪雨】
 相模原市中央区の下水道マンホールに入って耐震工事中だった作業員二人が、集中豪雨に寄る突然の出水で、相模川に流された。前にも、都区内で同じような事故があった、下水道工事現場では、ゲリラ豪雨をスマホからメールで届く「ウエザーニュース」注意報や。地元市町村の出す避難情報の情報を共有しないと危ない。

 2015.05.14には、下水道工事中にゲリラ豪雨で地盤が、一気に緩んで発生した土砂崩れ、1人死亡 茨城県取手市。
 2009.3,4には、 下水道の工事中にゲリラ豪雨で下水道管に雨水が流入して、作業員5人が流されて死亡 東京都豊島区雑司ケ谷。

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【治山治水】
1丁目1番地は治山治水】
 地球温暖化に伴う土砂災害の危険度・線状降水帯時の大雨での河川の氾濫災害のリスクを総点検してもらいたい。従来は雨が少なくて、貧弱な河川を抱える東北・北海道など。
  ダムや遊水地の建設、中部地方以西のような河川に拡幅工事と堤防の補強をしないと、地球温暖化における豪雨に耐えられない。

(補足:2024,9.24)
 能登半島での、今回の線状降水帯による災害は、地震で弛んだ山からの流木が橋に詰まり、川と平行する集落の道を流水が流れ下り、家々を土台から流してしまった。流される家々はドアも開かず、脇を激流が流れており犠牲になった住民たちは逃げるいとまがなかった。
 それを研究する国土交通省にある土木研究所建築研究所の強化を疎かにしてきたつけが、回ってきた。小泉政権の国立大学の法人化に伴い、建築科・土木科のある各大学の研究室とて、研究費もないけど、任期にも13年という期限があって、サステナリビティな研究が、今日、どこもできない現状がある。洪水危険区域に建てられた被災者住宅は、日本の歴史上、言語道断である。そうした決裁書が、知事室に回ってきたら非人道的だからよく考えろと、大野伴睦副総理の僕の松野幸泰知事は、言ったであろう。💢😠💢


P9220573.JPG曼珠沙華破・彼岸花撮影場所:湯殿川
 
治山治水は国交大臣の功罪
【主眼は、東京会館周辺整備?】
小泉進次郎環境大臣は、無料レジ袋を廃止し、パパ育休休暇を取った。学級委員にしてくれと駄々をこねられて、学級委員にしたような国土交通省大臣席は、もうお断りしてもいいでしょう。

 そうか学会東京会館・東京美術館・そうか大学といった利害関係の強い周辺地域の交通インフラ整備に執着し貢献した。おかげで交通便利な超近代都市に地域景観が一変した。合わせて、八王子市条例で過去3年間?に、受注してない建設会社の受注を認めていない。

 創価に寄りそうくそな条例を制定するくそな町八王子市。隣の相模原市には、土木を生業とする事業社は百社あるが、八王子市では、宗教と関係がないと事業継続は難しい。宗教関係の会社では、昼間からゴルフボールの音が、敷地からいつも漏れてくる。

 10年前?の読売新聞は、前々市長の黒須建設の入札受注率が、93%というが、自動的に仕事が転がり込む三色旗を掲げた建設会社ばかりが、目立つ利益追求集団である創価の町。職人も建設会社も育ちようがない。
【大臣の怠慢での事故急増】
 その裏で、空、海、陸と、軒並み事故・事件続きが、とても寂しい。
 ・能登半島地震の救援機の位置情報も判らないめくら管制で、民間機が追突。パトロールカー・救急車に、大型車が衝突するようなもの。
 ・知床半島遊覧観光船におお甘な定期検査で観光船に沈没。ハッチの密閉検査省き、泥船の観光船。
 ・ビックモータによる事故車である事を隠す消費者騙し、偽装事故による車両保険の掠めとり、街路樹伐採。横柄な経営方針。
 ・弛み切った監査で、多くの自動車会社・鉄道会社の検査データ書き換え。国民の安心は、二の次だ。
 ・茨城県常総市の自然堤防(高さ35m)を太陽光発電のために、2メートルに掘削。
 ・新築一戸建て住宅への太陽光発電システム設置の義務付け。シャアを握った中国の過剰生産分の引き受け。
 ・全国的な建築産廃土砂の山への廃棄と、計画的倒産。八王子市でも土砂崩れあり。東京都が税金で、仮執行して復旧工事。
 ・地球温暖化による百年に一度の水害に対応している河川整備を東北地方、北海道では、未着手。
 ・原子力発電所の護岸工事と海岸テロ防衛を電力会社任せで、放任主義。
 ・研究所の独立法人は、国の治山治水に向かん。研究は時間とお金が、掛かるのに。
【国土交通省の公明党大臣は、もういいでしょう】
 際限なく規律が無くなったよい見える。中国権威主義政府の思考方法にカブレて『代わりは幾らでもいる』と、人の命はとても軽い。2027年開業のリニア新幹線についても、中国政府の高い要求に応えるかのように国交相をおねだりしてまで、国家事業とせず、建設反対派の静岡県知事に任せた。

  頂くものは頂いたことだし背伸びは、もういいでしょう。世のため人のために、国交相の指定席を国民に返しましょう。無理をすると、傷は深くなるばかりです。

 この際、国民の安心安全を図るために、自由民主党には、国土交通省から宗教色を一掃して新しいリーダーを国交相に送り出して、国民の手に取り戻してもらいたい。
トロッコ電車でしか行けない秘境~ 黒部峡谷】
 正月の能登半島地震で鐘釣橋が損傷し、宇奈月―猫又駅間の折り返し運行となっているトロッコ電車。24日には、トンネルに土砂が流れ込み、トロッコ電車が富山に戻れなくなった。乗客乗員60人が、閉じ込められた。豪雨では、電車も新幹線も飛行機も止まるのに、黒部峡谷鉄道トロッコ電車は動いていた?

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【高千穂線】
 「古事記」の冒頭「天地(あめつち)のはじめ」に 出雲の国譲りにより天照大神の孫(天孫)瓊瓊杵命(ニニギノミコト)が高天原から高千穂へ天下る(降臨)と記述がある。

 2005(平成17)年の9月6日に、高千穂鉄道が、台風14号によって複数の橋梁が流出するなど大きな被害を受けて、当時のお笑い芸人で、国とのバーゲニングパワー欠如の東国原(ひがしこくばる)英夫宮崎県知事が、あっさりと廃止した。唯一無二と評判で、フォトジェネックでインスタバエする海ならJR予讃線下灘駅、島原鉄道大三東駅(おおみさきえき)、山なら高千穂鉄道。知事に未練なし。

 元知事は、近頃、再々婚をしたが、熱しやすく醒めるのも早いのか、一つことに集中できない厭きっぽい人格のようだ。だから、古代歴史とロマン溢れる高千穂鉄道の災害復旧工事に思いを馳せることは、無かった。

【高千穂町とアクセス】
  高千穂町には、天岩戸、天安河原、くしふるの峰など神話の舞台と伝えられる地や神々を祀る神社が数多くあるので「神話の里」と呼ばれる。

 そこを結ぶ高千穂鉄道を国家事業として、昭和47年に世界に誇る土木技術と登山鉄道として開通した。その後に平行した道路を建設したため、乗客を奪われて、昭和59年に「九州横断」の夢を閉ざした。
 上高地、扇沢は以前から、大河原、乗鞍岳は、最近、観光バスを含めて、車は、進入禁止とした。ツェルマットは、 大気汚染を防ぐため、自動車の乗り入れは禁止されている。高千穂溪谷でも、大気汚染をする自動車は、似合わない。オーバーツーリズム解消に向けて、高千穂峡内にある御塩井駐車場を試験的に閉鎖した。

 ぜひ、箱根登山鉄道、奥のと鉄道、三陸鉄道、JR只見線、JR田沢湖線、JR久大本線(湯布院駅)、大井川鐵道の成功例を参考に再開を希望する。岐阜県は県庁舎や市庁舎を郊外に移転し、今ならばえる観光路線の長良北町線・美濃加茂線・谷汲線を、あっさりと廃止した。長良川河畔や美川憲一の柳ケ瀬から人影が消えるのを想定してなかったようだ。失ったものが、余りにも大きすぎる。後学の価値あり。どこか、八王子市に、似ている。

 今行くと、昭和30年代末期と比較すると、歴史景観を守った高山市・郡上八幡市とは、真逆である。猫も棲まないほどに人も活気もなくして面影が失せた。一時の交通渋滞は消えたが、少子化で車の走らない歴史の風情を取り去った拡幅した道路が、目につく異次元の過疎の町になり勢いがないのに似た宮崎県。

 のどかな市電と暮らす鹿児島、熊本、長崎、広島、福井もそうだが、歴史の町ミュンヘンも何でも受け入れる寛容さ、市電のもたらす町並みを眺めながら走る多様性が、心を豊かにしてくれるのか。自動車、バスや地下鉄とも違う五感に訴えるものがあるようだ。
SF5XNAZ3AVIEDF4JWSQGACHA7I.jpg国鉄高千穂線高千穂線遺構は焼酎貯蔵や公園 産経新聞

20080706152515.jpg個別「高千穂鉄道 路線図」 (2008 はてなフォトライフ)

takachiho.png高千穂線未成区間失われた鉄路を求めて 「鉄路に魅せられて」



関連ホームページ
高千穂町【公式】
高千穂町観光協会【公式】


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